浅草

On 08/24/2009, in blog, by watabe

stroll

花やしきの前。この辺は最近少し町並みが小ざっぱりした。とはいえ、この町の独特の雰囲気が訪れたヒトに緊張し続けることを許さない。どんなに他所行きの格好で気取ったところで、しばらく町を歩けば普段どおりの自分を晒け出している。浅草は不思議な土地だ。

Asakusa

雷門周辺の雑踏に疲れたら、ちょいと裏道に入れば、こんな風景は当たり前になる。夏休みが終わって子供たちが少なくなったら、花やしきのタワーから浅草の全景を眺めてみることにしよう。

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松屋デパート

On 08/18/2009, in blog, by watabe

a light bulb

言問橋から視線を隅田川の下流に向けると、古めかしい東武伊勢崎線の鉄橋が見える。鉄橋から浅草駅までは急カーブなので電車はゆっくりと走っている。東武浅草駅は1931年に建てられた7階建て駅ビルの2階部分にあり、その他は開業当時から松屋デパートがテナントとして営業している。外壁は新しく改装されているので往時の外観を偲ばせるのは、わずかに煙突のある壁面だけになっている。

1954年にサミュエル・フラーが45日間の日本ロケを敢行して撮った「東京暗黒街・竹の家」のクライマックス・シーンが、松屋デパートの屋上遊園地だった。屋上の建物の上に設置されていた回転遊戯機がド迫力だ。当時のガキ共は東京を一望できるパノラミックな遊具でさぞかし恐怖の快楽を味わったことだろう。

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現在の屋上遊園地はダイナミックな回転機械はなく、ごくごく安全でまったりとした遊具しかない。夜はビア・ガーデンになるので、裸電球がいたる所に吊るされていて、いよいよ場末感を強くしている。

light bulbs

さらに旅は続く・・・

落剥

On 02/04/2007, in diary, by watabe

初めて浅草を訪れたのはおよそ30年前。
雷門から仲見世を抜け浅草寺に至る辺りは観光客も多く、田舎者にとっての馴染みやすい浅草の顔だった。 ところが浅草寺と六区街を結ぶ伝法院通りや五重塔通りに足を踏み入れた途端に、街の相貌が一変する。そこには路上で賭け将棋に興じるオッサンや、ぶつぶつと独り言に耽る暗い表情のオッサン、迂闊に目を合わせようものならどんな目に遭わされても仕方がないとあきらめるしかないような凶眼のオッサン、とにかく危険な匂いのするオッサンの街だった。