近頃家に居ることが多い。

仕事が少ないのが一番大きな原因だが、それならそれでカメラ片手に町の散策でもすればよい。ところが歳のせいか何やら膝が痛い。しゃがむ程に膝を曲げると「うむっ」と唸るくらいの痛みが走る。いつもしゃがんで撮影しているわけではないので別段膝が痛いことと写真を撮りにいかないことの間に因果関係はない。痛いと云っても歩くことに大きな支障をきたしているわけでもないし。

まぁ、いわゆるちょいと気分が乗らない状態なのだ。

それでも日々の鬱々と時間を潰す生活に飽きてくると、映画館に足を運んで束の間の分厚い映画体験に身を任せる。今年上半期の特筆すべき出来事といえば、何を措いてもクリント・イーストウッドの新作に尽きるだろう。思えば立て続けに製作された硫黄島2部作を見たのが2006年の晩秋から冬だった。あれから2年余りの内にまたも傑作を立て続けに見ることができるとは何たる僥倖。映画を語るべき言葉は、圧倒的な輝きの前では顔色を失って胸の奥底に沈澱する。ワンカットワンカットを唯々味わい受容することが「チェンジリング」と「グラン・トリノ」に対するわたしのできることだ。

夏休み

On 08/10/2008, in diary, by watabe

昨日(8日)から夏休みが始まった。実質的には仕事が無くなったので半強制的な休みで、この状態がお盆過ぎまで続くことになる。特に望んでとった休みではないが,家にいる時間が増えることからは逃れられない。そこでちょっと生活時間に変化をつけてみようと思い,この2日間は早朝5時半に起床してコーヒーを焙煎した。昼間の暑い時間帯に焙煎することを考えれば遥に快適だ。今日は早朝焙煎に加え久しぶりに自転車で江戸川のサイクリングロードを走った。早朝の土手はぶらぶらと散歩する人が大勢いて、気分爽快!とまではいかないが、それでもペダルをこぐのは結構楽しい。

昨日は未開封のDVDをパッケージから取り出して別の保管場所に移す作業に明け暮れた。最近は購入するペースが鈍ったものの,千枚程ある銀盤を眺めるのはこれまた結構楽しい。
夜は内田吐夢の「大菩薩峠 第一部」をみた。中里介山の膨大な原作の映画化はストーリーを追うことで手一杯になってどうしても平板な展開に陥るのだが,この罠からは内田吐夢とて逃れることはできなかった。しかし照明と撮影の素晴らしさは特筆もので,この映画はストーリーの行間を読んで「考える映画」ではなく、光と影で構成され渋い色で染め抜かれた分厚い映像を見て「感じる映画」として創られたのだとすれば内田吐夢畏るべしと言えるのかもしれない。

夫婦50割引

On 01/07/2008, in diary, by watabe

夫婦50割引先日とうとう50の大台に乗ってしまった。

50歳になったからって特別に得をすることなど余りないのだが、以前から是非50歳になったならやってみたかったのがこの割引。夫婦どちらかが50歳なら二人で2000円ってやつです。ここを見るとホントは去年の6月にキャンペーンは終わっていたのね。何となく制度化したみたいで良かった〜。

ということで今日は銀座でブニュエルの「昼顔」とその38年後を描いたオリヴェイラの「夜顔」を連続して見てきた。

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2007年が終わってしまう前に

On 12/31/2007, in diary, by watabe

げっ!あと12時間で2007年が終わってしまう。忘れてしまわない内に2007年のことをメモっておこう.

  1. 新しい自転車を買った
  2. 水道検針の仕事を辞めた
  3. 台湾旅行に行った
  4. 20年ぶりに展示会大工を始めた
  5. 仕事に必要で充電ドライバーを買った
  6. ボッシュの充電ドライバーなんて誰も持っていないことに現場で思い知らされた
  7. 夏は暑かったが、外歩きじゃ無い分楽だった
  8. 夏は仕事が暇だったのでCiv4のBtSを毎日やった
  9. 9-11月は結構仕事をした
  10. トイカメラのDiana+を購入
  11. 6X6フィルム現像のために色々と購入
  12. 最近欲しい物はEee PCPentacon six
  13. Windows XPよりUbuntuを使う時間が長くなった
  14. DVDを例年と変わらずアホほど買った
  15. 映画は劇場で39本みた

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絶対の愛

On 03/23/2007, in diary, by watabe

渋谷のユーロスペースでキム・ギドクの最新作「絶対の愛」を見た。ギドク映画の登場人物たちは、二度と今の自分ではいられなくなる、ある一線をいとも軽々と踏み越えてとっとと足早に観客を暗闇の虚空に置き去りにする。